新築戸建(建売)の間取りってどうですか?【まとめ】

間取り図の上に新築戸建の積み木がのっかっている

新築戸建(建売住宅)を検討するさいに、間取り図を見ない人はいません。

間取り次第で物件を見送ることもありますし、逆に購入を決めることもあるはずです。

そこで今回は、はじめから決められた間取りである新築戸建についていろいろとまとめました。

物件選定にあたり、是非参考下さい。

新築戸建は間取り図を見てから見学に行く

当たり前かもしれませんが、間取り図をみないで新築戸建を見学しに行く人はいません。

購入を検討する上で間取りというのは非常に重要な要素の一つだからです。

5人家族なのに2LDKの間取りの新築戸建を見学には行かないはずですし、高齢な両親と2世帯同居をするのに3階にリビングのある物件を見学しにいくこともないはずです。

基本的なことですが、生活する上で間取りが自分達に合うか合わないかは物件を検討する上で自然に考えているものです。

特に女性は男性よりも間取りについて熟知しています。

男性よりも家にいる時間も長く、家事もするので家事動線・生活動線なども気になるところ。

女性は男性よりも間取り図を深くみています。

間取りは新築戸建購入において重要な項目であり、見学に行く前に間取り図を見て物件の第一次選考をしていると言えます。

新築戸建は間取りでの失敗は少ないはず

新築戸建は間取りが決まっています。

なので、決められた間取りの物件を買うか買わないかという判断をしていくことになります。

住んでみてから「間取りが失敗だったな」となる可能性は低いはずです。

契約前に間取り図を見た上で、ある程度の生活シミュレーションをして購入の決断をしたからです。

さらに、新築戸建は完成していれば、実際に内見することができます。

間取り図を見ながら室内を実際に歩いて回ることが可能なので、間取り図を見ただけでは気づかなかった細かいところまで気づくことができるはずです。

続いて、「間取りの失敗」としてよく聞く項目や注意点をあげていきます。

新築戸建の間取りでよくある後悔とは

新築戸建へ引っ越した後でよく聞く「後悔」についてあげていきます。

収納不足

実際に新築戸建の契約前には、自分たちの荷物を入れるところまではしていません。

なので、収納スペースについてはおおよその推測によって「足りる」と判断したはずです。

ところが、実際に引っ越してみたら「収納が足りない」「物がしまえずに溢れかえっている」という収納不足問題はよく聞きます。

新築戸建を売る側の売主は間取りを決定する時に、できるだけリビングと部屋を大きく広く取りたくなるものです。

収納が少なすぎるのがよくないことは売主もわかっていますが、「できるだけ部屋を広くといりたい」というところもあり、バランスとしては収納が少なくなる傾向が強いのも事実です。

お子さんの成長によって荷物の量は大きく変わりますので、収納は多いに越したことはありません。

収納容量については事前にしっかりと確認と想定をしておいたほうが無難です。

ベッド・冷蔵庫が搬入できない・入らない

新築戸建の詳細間取り図面でしっかり寸法を確認し、「今の冷蔵庫は入る」「今のベッドは入る」としても、実際に搬入はできるでしょうか?

というのは、冷蔵庫とベッドマッドが階段を回しきれないことが意外と多いのです。

2階に上げられないということが多いということです。

さらにこういったことは、いざ引っ越しの時に気が付くことも多かったりします。

外の窓から搬入するにも別料金。外のまどからは近隣住居などの関係で物理的に搬入できないこともあります。

できれば事前に引っ越し屋さんに現地調査しておいてもらう方が無難です。

特に東京23区で多いような3階建の物件では、階段の回り方が2階建てよりも一段階急に作られている物件も多く、冷蔵庫がリビングに運べないため、引っ越しするにあたって一つ小さい容量の冷蔵庫に買い替えたという例も聞きます。

3階建が密集しているような住宅街ですと、お隣の家とも距離が近かったりしますのでなおさらです。

トイレの位置がいまいち

新築戸建の間取図を見た時に、リビングにトイレがあることはよくあります。

実際、トイレの扉だけで、音や臭いを防いでいるというわけです。

よく聞くのは、「家族で食事中に、リビングのトイレに行くのは気が引ける」「お客さんがリビングに来てトイレに行きたくなると、別の階のトイレを貸してと言われる」など、気を遣うそうです。

新築戸建を建てる売主としてもリビングに併設するトイレではなく、廊下にトイレをつくり、リビングに入るところにドアを設けて二重の防音とするのが理想ですが、全部が全部そのように建てていけるものでもありません。

限られた土地の中でうまく間取りを引いても、どうしても「リビングにトイレを配置」となってしまう物件は出てきてしまうものです。

一度経験があるのですが、こういった理由と収納不足の理由も重なり、新築戸建を販売したお客様が購入後にトイレを撤去して収納部屋に替えたということがありました。

2階建でトイレは1階のみとなりましたが、家族4人でそれでも十分だとおっしゃっていました。

こういった工夫も一つの手かもしれません(階段がないからでもありますが、マンションではトイレは一つというのが普通でもありますので)。

コンセントの位置は重要

いざ新築戸建へ引っ越し、生活してみると「ベッドで隠れてコンセントが使えなくなった」「机を置いたらコンセントが一か所使用不可能になった」など想定外のことがおきてしまうことがあります。

新築戸建でも注文住宅でもコンセントの位置というのは実は非常に重要なポイントとなります。

後から増やすには基本的に壁をはがして増設しなければならず、コスト的にもよろしくありません。

販売図面の間取り図にはコンセント位置は落とし込まれていませんが、詳細図面や電気図までみると位置の記載あるはずです。

「そういった図面でしっかり確認しましょう」と言いたいところですが、しっかり現地で確認することが重要です。

せっかくの新築戸建です。

一つの部屋の片方のコンセントが使えないため、「もう片方のコンセントからたこ足配線をたくさんすることで解消する」といったことは見た目も悪く避けたいところです。

立面図・断面図で天井高の確認をしておくべき

よく目にする間取り図というのはいわゆる平面図です。

一方で、建物の外観について東西南北から書かれた図面を立面図と言い、建物を上から縦に切って建物の断面について書かれた図面を断面図と言います。

この立面図と断面図についても間取り図(平面図)同様に事前にしっかり確認しておくようにしましょう。

それは部屋の天井の高さを把握するためです。

といっても実際に完成した物件の場合であれば、現地で測ることができますので、確認すべきは建築中の新築戸建の場合と言えます。

意外に天井高はノーマークであり、「予想外に屋根が低くなっているところがあり、高さが足りず家具が入らない」ということもあります。

特に3階建の3階部分に多いですが、2階建でも2階部分の屋根の一部が下がっていることは多いので注意が必要です。

※屋根が下がってしまうのは、斜線規制といって建築基準法によるものです。

屋根の傾斜により、収納であるクローゼットが予想以上に小さいことも多々あります(スーツを掛けると、地面とのスペースは残りわずかしかないなど)。

傾斜部分のスペースにクローゼットを配置することが多いため余計です。

これは間取り図(平面図)ではわからないことなので、よく確認しておくべきところです。

新築戸建の間取りに完璧はない。妥協も必要

新築戸建を探し始めるとわかるのですが、自分たちにあった完璧な間取りというのは残念ながらありません。

どうしても家族それぞれ、理想の間取りは変わってきます。

子育て真っ最中の家族と、下の子は中学生で上の子は高校生という家族では希望する間取りは変わってきます。

間取りの基本的なところで、3LDKか4LDKか、1階リビングか2階リビングかというのもそれぞれの家族によって変わります。

自分達に合った100点満点の間取りを実現するには、100点満点の建物の広さを建てることができる土地を購入し、そこに完全オーダーの注文住宅を建てるしかありません。

そうすると、必然的に予算が高くなってしまうのでなかなか難しいのが現実です。

そんな中で新築戸建を選んでいく訳なのですが、間取りの中で自分達にあった優先順位をどれだけクリアしているかどうかで検討をすることが重要になってきます。

どうしても自分達に合った完璧な間取りというものはないので、妥協するところの判断も重要になってきます。

 

ここからは『新築戸建の間取り』でよくある質問に答えていきます。

新築戸建の間取りはプラン変更できないんですか?

できません。

新築戸建の間取りは、建築基準法による建築確認取得済みであるためできません。

簡単に言ってしまえば、お金を払って申請してしまっていますので間取り変更はできませんということです。

建築建築確認を取得するために、設計士に建築基準法にのっとった間取りを引いてもらい、何度か思考を凝らした上で間取りプランを決定しています。

そこから建築確認申請をして、だいた1週間~4週間で許可がおります。

設計士、そしてそれら一連の手続きにも売主はお金を払っています。

そこで間取り変更をする場合は払ったお金と費やした時間が全て無駄になってしまいます。

こういった理由から、たとえ新築戸建の工事が着工前であったとしても、間取りプランの変更は難しいと言えます。

どうしても、自分達の好みに合った間取りで建てたい場合は、しっかり自由がきくような建築条件付き売地や注文住宅での建物新築が条件になってしまいます。

なぜ新築戸建の間取りは同じようなものばかりなのですか?

無難な間取りで使いやすいからです。

新築戸建の間取りは設計のプロが引いたものです。マンションも同様です。

そして、そういった間取りは似たようなものが多いく、こういった質問が出てくるのだと思います。

注文住宅を建てた人がよく言うのが、「結局、最終的にはオーソドックスな間取りになった」「新築戸建(建売)の間取りは生活動線のことが考えられているんだと気づいた」などがあります。

結論として、「よく見る間取りは使いやすく、需要がある」と言えます。

設計士の人は「限られたスペースにどうやって間取りを引こうか」というのをずっと試行錯誤してきました。

そして行き着いた答えが、私たちがよく見る間取り図となっています。

新築戸建やマンションの販売図面をみていると、似たような間取りが多いのはこのためです。

新築戸建の間取りは3LDKより4LDKのほうが人気ですか?

そうでもありません。家族構成や生活スタイルなどによっても変わります。

単純に土地が小さいから3LDKになるということも多いです。

ですが、4LDKも建てられる土地にあえてリビングと各部屋を広めにとった3LDKを建てる場合もあり、こういった間取りもまた需要があったりします。

新築戸建の分譲で、5LDKや6LDKといった大きな建物はほとんどありません。

単純に需要が少なく、建てても価格が高くなってしまうからです(5LDKを希望する人がいないというわけではありません、むしろ5人家族以上であれば希望すると思います)。

間取りというのは家族それぞれによって需要が異なります。

なので「4LDKで各部屋プライバシーを確保したい」「3LDK+2~3帖の納戸があればいい」「3LDKで各部屋を広くとった間取りの方がいい」など様々です。

3LDKだと売る時に安くなりませんか?

なりません。

もし、今後一人っ子で3人家族という家庭が増えてきた場合、3LDKの家というのが時代の流れになってくるかもしれません。

すぐ近い将来にそうなるわけではありませんが、いまでも3LDKだから4LDKだからで売値が変わるわけではありません。

戸建ての場合は間取りよりも、土地の大きさや形で価格が変わってくるものです。

どうして新築戸建の間取りは1階リビングより2階リビングが多いのですか?

わたしが活動している東京23区においては圧倒的に2階にリビングが多いです。

2階建でも3階建でも同じです。

理由としては、

  • 1階だと日当たりの確保が難しい
  • リビングを広くとるため(1階だと玄関・駐車場・廊下の分狭くなる)
  • プライバシ―確保(1階だと通行人の目が気になる)

土地が小さいゆえの理由になります。

結論から言ってしまえば、土地が大きければ1階リビングにするということです。

1階リビングの方が、買い物帰りの荷物も階段をのぼらずにキッチンへ運べますし、歳をとってからのことを考えても安心です(もちろん平屋の方がより理想ですが、さらに広い土地が必要になってしまいます)。

おわりに

以上が新築戸建(建売)の間取りについてでした。

実際に物件探しを始めていくと、希望通り100%の間取りに出会うということはほぼ不可能です。

なので、家族で間取りに対する優先順位について話し合いをしておくことが大切です。

そして、間取り以外の部分も含めた総合判断で新築戸建の購入を検討していくことになります。

 

新築戸建をお得に購入する方法についても是非合わせて参考下さい。

参考⇒新築戸建をよりお得に安く買うためのたった2つの方法




サイト運営会社

新築戸建を仲介手数料無料で購入
新築戸建を仲介手数料無料で購入